>>> a = 10 >>> b = 20 >>> a + b 30 >>> a * b 200 >>> c = a + b >>> c * 3 90ここで, 「=」は代入の意味で, 左辺に右辺の値を代入します. (多くのプログラム言語では, 「=」 は等式ではなく, 代入の意味で用いられま す. ) 1 行目の「a = 10」で, a という名前の変数(が準備されその変数)に 10 という 整数の値が代入されます. 以下, (python が終了するまで)特に変更しなければ, 変数 a には 10 という値が「入って」います.
プロンプト「>>>
」に対して, 変数名や式を入力すると, その変数や式
の値が返ってきます. ただし, 使っていない(つまり値の代入をしていない)
変数の場合はエラーとなります:
>>> z Traceback (innermost last): File "<stdin>", line 1, in ? NameError: z >>> z = 2 >>> z 2
なお, 変数名は 1 文字でなくともよく, 半角のアルファベットと数字, 下線の 組合せを変数名として使うことが出来ます. ただし, 数字で始まるものは ダメです. また, 大文字と小文字は別のものとして区別します.
>>> kazu Traceback (innermost last): File "<stdin>", line 1, in ? NameError: kazu >>> kazu = 1 >>> kazu 1
なお, いくつかの単語は,「予約語」と呼ばれ, 既に意味を持って いるので, これを変数名にすることは出来ません. 予約語には, 以下の ようなものがあります.
access, and, break, class, continue, def, del elif, else, except, exec, finally, for, from, global, if, import, in, is, lambda, not, or, pass, print, raise, return, try, whileこれらを変数名として使おうとするとエラーがでます:
>>> def = 1 File "<stdin>", line 1 def = 1 ^ SyntaxError: invalid syntax