Ubuntu Linux を試して見る (メモ)
これはメモです。情報が古い場合も、誤りである場合もありえます。
このところ Vine Linux ばかり使っていたが、学生からの質問に答えられるよう
に、色々な PC へのインストール実績のある Ubuntu を試してみる。
2010 年
インストール
昔ながらの方法 (手動でパーティッションを切る) でインストール。
インストールしたソフトや設定は Ubuntu を USB
メモリにインストールしてみるメモと大体同じ。
Xfce を試してみる。
WindowMaker が無いので、代わりの軽い環境として Xfce を試してみる。
synaptic で Xfce をインストール。ログイン時に画面下のメニューで Xfce セッ
ションが選択できる。
Xfce で emacs 風ショートカットを使う。
ターミナルで
$ xfconf-query -c xsettings -p /Gtk/KeyThemeName -s Emacs
日本語モードの切替え
Emacs のマークセット ctrl-space が デスクトップ環境の Input Method に食われ
てしまう。この場合、Gnome 上部パネルの iBus を右クリックして設定を選択し、
設定すればよい。
この方法を見つけるまでは、エイリアスで
emacs='XMODIFIERS=@im=none emacs'
等としてしのいでいたが、ターミナルでリモートマシンの emacs を使っていると、
マークセットが食われてしまい、うっとうしいので調べ直した。ただし、emacs
以外では ctrl-shift で日本語モード切替えをしたい場合は、この方法は良さそ
うである。
なお、iBus でなく SCIM が良いという人は、メニュー「システムーシステム管
理ー言語サポート」で設定できるらしい (Gnome の場合だと思う)。試してないけど。
SKK を使ってみる
emacs の日本語変換が使いにくい。例えば「対して」の変換は「たいし」をひと
くぐりにしないといけない、等。辞書も iBus+anthy の辞書と違うようだし、
emacs で辞書登録の方法も、(いちおう調べたが) 分からなかった。
というわけで、昔少し使って、少し気に入っていた SKK を導入. ddskk を
インストールして、.emacs に
(setq default-input-method "japanese-skk")
を追加して、試してみた。変換がうまくいかないので、skkdic と skkdic-extra
を追加して試してみた。とりあえず使えている。
その後, 上記の default-input-method の行を削除して, 代わりに
(require 'skk-autoloads)
(global-set-key "\C-x\C-j" 'skk-mode)
(global-set-key "\C-xj" 'skk-auto-fill-mode)
(global-set-key "\C-xt" 'skk-tutorial)
を加えた. こうすると c-o で anthy, c-x c-j で SKK が使える.
anthy の単語登録
上で、辞書登録が分からないと書いたが、その後調べてみると、
kasumi というアプリケーションを使えばよいらしい、というのを見つけた。
この辞書登録が emacs に反映するかはまだチェックしていない。
補足。どうも emacs には反映しないようです。それから、kasumi はメニューから
呼び出せるようです。
2011 年
Vine 5.2 が入っているマシンの別のハードディスクに Ubuntu-jp 11.04
をインストールしてみた。以下はその時のメモ。
Ubuntu インストール後に Vine が起動出来なくなった。
起動時にメニューが出ず、一気に Ubuntu が立ち上がった。update-grub を実行
しても Vine のカーネルが見つからない。
どうも Vine のボリュームを LVM にしたのが具合悪かったらしい。そこで、
Ubuntu に lvm2 をインストールして、pvscan やら lvscan やら lvdisplay や
ら lvchange --available y やらしてから、update-grub をやってみた。
これで Vine が復活した。やれやれ。
64 bit 版を再インストール
前にインストールしたのが 32 bit 版だったので、新たに 64 bit 版を入れ直し、
Ubuntu Japanese チームのページの通りに日本語環境をインストール。
apt-get で、
ibus-mozc, emacs23, bus-el をインストール (これでいいのかは不明).
その後、ddskk, skk-dic 等をインストール。
次に、texlive-base ptex-base ptex-bin dvipsk-ja xdvik-ja ptex-jisfonts
gs-cjk-resource をインストール。
okumura-clsfiles をインストールし、/etc/texmf/dvipdfm/config の最後に
f jis-cjk.map を追加。jisftconfig add, mktexlsr を実行....これでいいのか
は不明。
Euc でないと xdvi でうまく表示できないようなので、nkf をインストール。
2017 年
fstab
追加したパーティッションをマウントする. まず, UUID を調べる.
sudo blkid /dev/パーティッション名
そして, fstabに
UUID=上で調べたもの /マウントポイント ext4 errors=remount-ro 0 2
を追加.
シングルユーザーモード
grub で e. linux 行の最後に 1 を追加.
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