Knoppix Math 2008 を使ってみる (これはメモです)


これはメモです。情報が古い場合も、誤りである場合もありえます。

Knoppix Math 2008 の DVD を作成して起動

起動メニューは最初は一番上を選択。英語キーボードを使うときは TAB を押し てカーネルに渡すパラメータを表示させ最後に
xkeyboard=us
を追加して Enter。

ホームディレクトリを USB メモリに保存する準備

ここでは 2GB の USB メモリを使ってみた。USB メモリを挿すと、デスクトップ に USB メモリのアイコンが出現する。ここでデバイス名をチェック。

ターミナルを起動して

$ su
# knoppix-mkimage
とすると、継続的な Knoppix ホームディレクトリの作成作業が開始される。イ メージを作成する領域は、USB メモリのデバイス名を指定。保存用領域のサイズ は 1000MB とする。

この作業により、USB メモリに knoppix.img というファイルが作成される。次 項の方法で Knoppix を起動すれば、ホームディレクトリの変更はこのファイル に記憶される。

USB メモリをホームディレクトリにして Knoppix 起動

knoppix.img を作成した USB メモリを挿して、起動デバイスを DVD にして起動。 Knoppix の起動メニューで上から二つ目を選択 (上から二つ目は home=scan)。 起動プロセスの後半に保存領域ファイル knoppix.img を見つけたと表示される ので、Enter (ここでメニューの Home がチェックされていて、メニュー下部で OK が選択されているはずである。) これを忘れると継続的なホームディレクト リが使えない。

付録. YaTeX のインストール

(この項は記憶に基づいて書いているので、適宜修正が必要かもしれません。) Knoppix Math 2008 は YaTeX が無いようなので, ホームディレクトリにインス トール。

1. YaTeX ホームページ (www.yatex.org) からダウンロード。

2. 設定ファイル .emacs の最後に次の内容を追加

;;; YaTeX
(setq auto-mode-alist
           (cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist))
      (autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t)
(setq load-path (cons (expand-file-name "~/lib/emacs/yatex") load-path))

;;; Ctrl-Hでバックスペース
(global-set-key "\C-h" 'backward-delete-char)

;;; Anthy
;;; やはり慣れてる c-o
(global-set-key "\C-o" 'toggle-input-method)

3. 必要なディレクトリを作っておく。大体以下の様だったと思う。

$ mkdir ~/lib
$ mkdir ~/lib/emacs
$ mkdir ~/lib/emacs/site-lisp
$ mkdir ~/lib/emacs/yatex

4. ソースを展開して、ディレクトリ移動。その後

$ cp makefile makefile.org
$ chmod u+w makefile
として makefile を編集。編集の方針は大体以下の通り。
PREFIX= /home/knoppix
EMACS= emacs
EMACSDIR= ${PREFIX}/lib/${EMACS}

5. あとは一般ユーザー権限で make install で OK...のはず。


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