make したときのディレクトリが, 起動スクリプトに埋め込まれるので, home ディレクトリで make するのは避けた. root になって
# mkdir /usr/local/gap4r3 # chown sasaki /usr/local/gap4r3とし, ここに tar ボール等を置く. 今回あったファイルは以下の通り.
UNIX.doc deppkg4r3.tar.gz xtom4r3.tar.gz accpkg4r3.tar.gz gap4r3.tar.gz unzoo.c bugfixes.htm inst_all.unix.txtUNIX.doc を読もうとしたら, MS Word のファイルだったので, なんでやねん, と思いながらも, wvPS で ps に変換して見てみる. text ファイルでも良さそうな文書なので, 再 び, なんでやねん, と思い ながら軽く見てみると, configure して make せよと書いてある. インストール 用のスクリプトがあることを既に聞いていたので, このいまいましい MS Word ファイルはなかったことにして (wv をインストールしておいて良かった, わざ わざ Windows マシンに持っていってファイルを見てたら逆上してたかも知れん), inst_all.unix.txt を眺める. これが, csh スクリプトだったので, これを利用 することにする.
% cp inst_all.unix.txt inst_all.unix.sh % chmod u+rwx inst_all.unix.shとし, スクリプトの COPTS のところの ix86 Linux 用の例のところをアンコメン ト. おもむろにスクリプトを走らせようとするが, 失敗. 見てみると冒頭が
#!/usr/bin/tcshとなっていた. またもなんでやねん と思いつつ, /bin/tcsh を指定.
% ./inst_all.unix.shで, make は完了.
% tar zxvf xtom4r3.tar.gz # su # for i in /usr/local/gap4r3/gap4r3/bin* > do > ln -s $i /usr/local/bin > done # chown -R root /usr/local/gap4r3で完了.
起動してみたが, 使い方をシランので, 起動を確認したのみ.
なんでやねん (その 1). UNIX に関するドキュメントに MS Word の形式を何故使う? それから, .doc という拡張子は, MS Word が(勝手 に)採用する以前にドキュメントのファイル(当然テキスト形式)の拡張子に利 用されていた. ファイルの種類と拡張子にはなんとなくの約束があったのだが, それを無視して .doc を MS Word 専用拡張子みたいにしてしまったのだ. 他の ワープロソフトは, 既に利用されている拡張子とかぶらんように配慮していたよ うだったのにである. MS がどの段階でそんなことしたかシランが, Windows 3.0 以降では拡張子なんて何を選んでも問題なかったはずだ. その後の Windows (のファイラ?)には拡張子を隠すオプションがあって, これがデフォル トだったりする.
なんでやねん (その 2). テキスト形式で済む文書を, 特定のソフトでしか読めん様にすな!!
なんでやねん (その 3). まあ, Linux でなければ, そうなのかもしれん.